体験しました
2004年10月09日
「投扇興」をして来ました
「投扇興」?「とう・せん・きょう」??と、いっても知っている方がいるかどうか?
投扇興は、枕と呼ばれる箱の上に蝶という的を置き、扇を開いて4つ分の距離(約160cm)から扇を投げて蝶に当てて、その落ち方の優雅さを競う遊びです。〔「東京浅草・其扇流」流儀〕
何でも、江戸中期にとある町人が、枕(昔の木の枕)に止まった蝶に持っていた扇を投げつけると、扇が枕の上に乗っかってしまい、それを見て「ん?これはおもしろいゲームになるな!」と思い、そこから投扇興が生まれたらしいのです。
「雅な遊び」と言われていますが、平安時代の貴族がたしなんでいたようなものではなく、江戸の庶民の間で流行った遊び。きっと宴会の余興のようなモノだったのかもしれません。(バーにあるダーツのようなモノかな?)
で、今回 その投扇興の体験が、ウイングベイ小樽SE-B 3Fの「Hands on Toy's ぱふ」で、できると言うことで、早速行ってきました。
(会場は、パフの前の通路・・・子どもたちも積み木で遊んでいたり、買い物客が通ったり・・・)

さて、投扇興をやってみると、これが難しい。

【余談:投扇興と一口にいっても、いくつかの大きな流派があり、例えば、京都・都御流(みやこおんりゅう)では、枕と扇の位置は、約90cm(開いた扇2つ分)で、背筋を伸ばす”が大前提となるそうです。
「東京浅草・其扇流」では、枕と扇の距離が160cmと遠い分、”猫背OK”だそうです。】
「投げる」という表現は的確でなく、押し出すという感じ。狙いのコツは、蝶のやや左上。
巧く飛ぶと、扇はクルリと半回転して、蝶に向かいます。
当たるか当たらないかは、押し出す角度と強さによりますが・・・
力は必要なく(リキむとダメ)、バランスよく、押し出すことができれば、扇は巧く飛びます。
何回かやってみると、その感覚が徐々に分かり、結構蝶に当たるようになりますよ。(初めてでも、すぐにできる)
ただ、高得点を狙うには、それなりの練習が必要かも。
得点は、扇と蝶と枕の位置関係で決まります。
銘定(決まり手)の数は、本来54ありますが、「東京浅草・其扇流」の銘定表では、現在はその中から40の型がピックアップされていて、最終的には、本来の54にする方向で検討中なのだそうです
※投扇興が「雅な遊び」と言われている由縁に、型の名前に源氏物語が使われていることにもあるそうです。しかし、江戸時代の当時、源氏物語はベストセラーの物語であって、もっと一般的だったらしいです。今で言えば「世界の中心で・・・」の中の言葉を使われたようなモノかもしれません。
得点の例ですが・・・
左は「須磨(すま)につき6点」で、右は「紅葉賀(もみじのが)
につき4点」
扇の要側が枕に当たった場合は、「こつり」といい、マイナス1点。
蝶に当たらなかった場合は「手習(てならい)」で、0点。(今回これが多かった)
競技は、10投での総合得点で争います。(対面に座り交互に5投、場所を交代してさらに5投)
実に奥が深く、集中力とバランス感覚が問われるゲームです。
投扇興は、古い遊びと思われがちですが、扇さえあれば枕や蝶は何かほかのもを代用し、いつでもどこでも遊べます。
これから、冬の北海道。室内での遊びが増えてきます。そんなとき、友人や家族と「投扇興」で遊んでみるのもいいかと思います。
ぜひ、一度、体験してみてください。
「Hands on Toy's ぱふ」(ウィングベイ小樽 1番街・SE-B 3F/喜久屋書店向)では、毎月第2土曜日に投扇興体験会を催しています。(参加無料・飛び入り歓迎!)
浦河町からお越しいただいているケイさんが、楽しく指導してくれますよ!
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コメント
迅速な対応に感謝します!&素敵な記事をありがとうございます!
投稿者 「投扇興 夕霧の会」代表 ケイ : 2004年10月15日 22:19
「投扇興 夕霧の会」代表・佐々木さんより、ご連絡をいただき、記事の一部を訂正しました。(ありがとうございました)
投稿者 フリーターM : 2004年10月15日 08:08











